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あい【×靄】 の意味

  1. [音]アイ(呉)(漢) [訓]もや
  1. もや。「晩靄
  1. 雲やかすみがたなびくさま。「靄靄
  • あい【×靄】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 銀灰色のと青い油のような川の水と、吐息のような、おぼつかない汽笛の音と、石炭船の鳶色の三角帆と、――すべてやみがたい哀愁をよび起すこれらの川のながめは、いかに自分の幼い心を、その岸に立つ楊柳の葉のごとく、おののかせたことであろう。

      芥川竜之介「大川の水」

    • ・・・現にその日も万八の下を大川筋へ出て見ますと、大きく墨をなすったような両国橋の欄干が、仲秋のかすかな夕明りを揺かしている川波の空に、一反り反った一文字を黒々とひき渡して、その上を通る車馬の影が、早くも水にぼやけた中には、目まぐるしく行き交う・・・

      芥川竜之介「開化の良人」

    • ・・・霜の上には薄い牛乳のような色のが青白く澱んでいた。

      有島武郎「北海道に就いての印象」