• で始まる
  • で一致する
  • で終わる
  • を説明文に含む
  • を見出しに含む

あじさい〔あぢさゐ〕【紫花】 の意味

  1. ガクアジサイから日本で改良された園芸品種。高さ1~1.5メートルの落葉低木。葉は大きな楕円形。初夏、淡青色から淡紫紅色に変わる萼 (がく) のある小花が、球状に集まって咲く。庭木にする。八仙花 (はっせんか) 。しちへんげ。しようか。 夏》「紫陽花や藪を小庭の別座敷/芭蕉
  • あじさい〔あぢさゐ〕【紫花】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・必ずしも白蓮に観音立ち給い、必ずしも紫陽花に鬼神隠るというではない。

      泉鏡花「おばけずきのいわれ少々と処女作」

    • ・・・そのために東京から故郷に帰る途中だったのでありますが、汚れくさった白絣を一枚きて、頭陀袋のような革鞄一つ掛けたのを、玄関さきで断られる処を、泊めてくれたのも、蛍と紫陽花が見透しの背戸に涼んでいた、そのお米さんの振向いた瞳の情だったのです。

      泉鏡花「雪霊記事」

    • ・・・ 風の一息死ぬ、真空の一瞬時には、町も、屋根も、軒下の流も、その屋根を圧して果しなく十重二十重に高く聳ち、遥に連る雪の山脈も、旅籠の炬燵も、釜も、釜の下なる火も、果は虎杖の家、お米さんの薄色の袖、紫陽花、紫の花も……お米さんの素足さえ、・・・

      泉鏡花「雪霊続記」