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あし‐はら【×葦原】 の意味

  1. 葦の多く生えている所。あしわら。 秋》

あし‐はら【×葦原】の慣用句

  1. あしはらがに【葦原蟹】
    • イワガニ科のカニ。河口の葦原などにすむ。甲幅3.5センチくらいで、全体に暗緑色。はさみ脚で音を出す。
  1. あしはらのくに【葦原の国】
    • 日本の国の異称。
      「草木みなことやめよとて―へ立ちにしいさをなりけり」〈日本紀竟宴和歌〉
  1. あしはらのちいおあきのみずほのくに【葦原の千五百秋の瑞穂の国】
    • 日本の国の美称。穀物がいつも豊かにみのる国の意。
      「―は、是、吾が子孫(うみのこ)の王(きみ)たるべき地(くに)なり」〈神代紀・下〉
  1. あしはらのなかつくに【葦原の中つ国】
    • 日本の国の異称。「中つ国」は、高天原(たかまがはら)黄泉(よみ)の国の中間にある地上の世界の意。
      「―に有らゆるうつくしき青人草の、苦しき瀬に落ちて」〈・上〉
  1. あしはらのみずほのくに【葦原の瑞穂の国】
    • 日本の国の美称。
      「―を天降り知らしめける皇祖(すめろき)の」〈・四〇九四〉
  • あし‐はら【×葦原】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・まるでみなで鬼ごっこをするようにかけちがったりすりぬけたり葦の間を水に近く日がな三界遊びくらしましたが、その中一つの燕はおいしげった葦原の中の一本のやさしい形の葦とたいへんなかがよくって羽根がつかれると、そのなよなよとした茎先にとまってうれ・・・

      有島武郎「燕と王子」

    • ・・・「すなわち高天原皆暗く、葦原中国ことごとに闇し」というのも、噴煙降灰による天地晦冥の状を思わせる。

      寺田寅彦「神話と地球物理学」