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あじ‐わ・う〔あぢはふ〕【味わう】 の意味

  1. [動ワ五(ハ四)]
  1. 飲食物を口に入れて、そのうまみを十分に感じとる。味を楽しむ。「よくかんで味わって食べる」
  1. 物事のおもしろみや含意を考えて、感じとる。玩味 (がんみ) する。「詩を味わって読む」
  1. 身にしみて経験する。体験する。「人生の悲哀を味わう」
  1. [可能]あじわえる
  • あじ‐わ・う〔あぢはふ〕【味わう】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・、そうして、その影法師が、障子の引手へ手をかけると共に消えて、その代りに、早水藤左衛門の逞しい姿が、座敷の中へはいって来なかったなら、良雄はいつまでも、快い春の日の暖さを、その誇らかな満足の情と共に、味わう事が出来たのであろう。

      芥川竜之介「或日の大石内蔵助」

    • ・・・点々としている自然、永劫の寂寥をしみ/″\味わうというなら此処に来るもいゝが、陰気と、単調に人をして愁殺するものがある。

      小川未明「渋温泉の秋」

    • ・・・きなければと思いながらも一本と吸っている時の私は、自分の人生を無駄に浪費しているわけだが、しかしそのような浪費のずるずるべったりの習慣の怖しさをふと意識した瞬間ほど、私は自分のデカダンの自虐的な快感を味わう時はないのだ。

      織田作之助「中毒」