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あすか【飛鳥/明日香】 の意味

  1. 奈良県高市郡明日香村のこと。また、その付近一帯の称。推古朝以来百余年、都が置かれ、橘寺 (たちばなでら) 石舞台古墳高松塚古墳など史跡が多い。
  1. [補説]「飛鳥」の表記は、「あすか」にかかる枕詞「とぶとりの」の「とぶとり」を当てたもの。書名別項。→明日香

あすか【飛鳥/明日香】の慣用句

  1. あすかがわ【飛鳥川】
    • 奈良県中部を流れる川。高取山に源を発し、畝傍(うねび)天香具山の間を流れ、大和川に注ぐ。昔は流れの変化が激しかったので、定めなき世のたとえとされた。また、同音の「明日」の掛け詞や枕詞としても用いた。[歌枕]
      「世の中はなにか常なる―昨日の淵ぞ今日は瀬になる」〈古今・雑下〉
    • 「―明日も渡らむ石橋の遠き心は思ほえぬかも」〈・二七〇一〉
  1. あすかきょうあと【飛鳥京跡】
  1. あすかきよみはらりつりょう【飛鳥浄御原律令】
    • 天武天皇10年(681)編集を命じ、持統天皇3年(689)に施行した法令。令22巻は大宝律令の基礎となった。律は巻数・施行時期とも不明。浄御原令(きよみはらりょう)。→律令
  1. あすかじだい【飛鳥時代】
    • 6世紀末から7世紀にかけて、飛鳥地方を都とした推古朝を中心とする時代。→推古時代
  1. あすかだいぶつ【飛鳥大仏】
  1. あすかでら【飛鳥寺】
  1. あすかなべ【飛鳥鍋】
    • 鶏がらのだし汁に牛乳を加え、鶏肉や野菜を煮こむ鍋物。奈良県飛鳥地方の郷土料理。
  1. あすかのいたぶきのみや【飛鳥板蓋宮】
  1. あすかのおかもとのみや【飛鳥岡本宮】
  1. あすかのかわらのみや【飛鳥川原宮】
    • 明日香村にあったとされる、斉明天皇の皇居。
  1. あすかのきよみはらのみや【飛鳥浄御原宮】
    • 明日香村にあったとされる、天武天皇の皇居。
  1. あすかのみやあと【飛鳥宮跡】
  1. あすかのみやこ【飛鳥京】
  1. あすかぶんか【飛鳥文化】
  1. あすかほぞんほう【明日香保存法】
  1. あすかむらほう【明日香村法】
    • 《「明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法」の略称》明日香村全域に高松塚古墳をはじめとする重要な歴史的文化遺産が多数集積していることから、地域住民の生活と調和を図りながら歴史的風土を保存するため、昭和55年(1980)に制定された。村全域が歴史的風土保存地区に指定され、現状の変更が規制・抑制される一方、明日香村整備計画に基づく事業は国庫補助率の特例が認められている。同法制定以前は、古都保存法に基づいて歴史的風土保存区域および歴史的風土特別保存地区に指定されていた。明日香保存法。
  • あすか【飛鳥/明日香】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・あ、ちょっと、と言って、私は飛鳥の如く奥の部屋に引返し、ぎょろりと凄くあたりを見廻し、矢庭にお膳の寒雀二羽を掴んでふところにねじ込み、それからゆっくり玄関へ出て行って、「わすれもの。

      太宰治「チャンス」

    • ・・・そのとしの暑中休暇に、故郷へ帰る途中、汽車がそのASという温泉場へも停車したので、私は、とっさの中に覚悟をきめ、飛鳥の如く身を躍らせて下車してしまった。

      太宰治「デカダン抗議」

    • ・・・メロスはひょいと、からだを折り曲げ、飛鳥の如く身近かの一人に襲いかかり、その棍棒を奪い取って、「気の毒だが正義のためだ!」と猛然一撃、たちまち、三人を殴り倒し、残る者のひるむ隙に、さっさと走って峠を下った。

      太宰治「走れメロス」