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あずさ〔あづさ〕【×梓】 の意味

  1. ヨグソミネバリの別名。古くは弓を作るのに用いられた。 花=春》
  1. キササゲの別名。
  1. アカメガシワの別名。
  1. 梓弓 (あずさゆみ) 」の略。
  1. 梓巫女 (あずさみこ) 」の略。
  1. 《昔の中国で1㋑を使ったところから》木版印刷に用いる版木。→上梓 (じょうし) 

あずさ〔あづさ〕【×梓】の慣用句

  1. 梓に鏤める
    • 版木に刻む、すなわち出版する。上梓(じょうし)する。梓に刻む。梓(し)に上(のぼ)す。
  1. あずさみこ【梓巫女】
    • 梓弓(あずさゆみ)の弦を打ち鳴らして神霊・生き霊・死霊などを呼び寄せ、自分の身にのりうつらせて託宣をする女。いちこ。口寄せ。
  1. あずさゆみ【梓弓】
    • [名]
    • 梓の木で作った弓。
    • 梓巫女(あずさみこ)が用いる小さな弓。
    • [枕]弓に関係のある、「引く」「張る」「射る」「反(かへ)る」「寄る」「音」「本(もと)」「末(すゑ)」などにかかる。
      「―末は知らねど」〈・三一四九〉
    • 「―はるかに見ゆる山の端(は)を」〈拾遺・雑下〉
  • あずさ〔あづさ〕【×梓】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・で、急いで我が屋へ帰って、不断、常住、無益な殺生を、するな、なせそと戒める、古女房の老巫女に、しおしおと、青くなって次第を話して、……その筋へなのって出るのに、すぐに梁へ掛けたそうに褌をしめなおすと、の弓を看板に掛けて家業にはしないで、茅・・・

      泉鏡花「神鷺之巻」

    • ・・・沼南が大隈参議と進退を侶にし、今の次官よりも重く見られた文部権大書記官の栄位を弊履の如く一蹴して野に下り、矢野文雄や小野と並んで改進党の三領袖として声望隆々とした頃の先夫人は才貌双絶の艶名を鳴らしたもんだった。

      内田魯庵「三十年前の島田沼南」

    • ・・・       二 『八犬伝』および失明後終結『八犬伝』は文化十一年、馬琴四十八歳の春肇輯五冊を発行し、連年あるいは隔年に一輯五冊または六、七冊ずつ発し、天保十二年七十五歳を以て終結す。

      内田魯庵「八犬伝談余」