語り物（かたりもの）とは？意味・読み方・使い方

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かたり‐もの【語り物】
の解説

日本の声楽曲の一系統で、筋のある物語を節をつけて語るもの。また、その詞章。平曲・幸若 (こうわか) 舞曲・説経節・祭文 (さいもん) ・浄瑠璃・薩摩 (さつま) 琵琶・筑前琵琶・浪花節など。→歌い物

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

語り物の例文(5)

出典：青空文庫

･･･時分だって、よしんば語り物は知らなかろうが、先方は日本人で、芸名昇･･･芥川竜之介「片恋」
･･･大阪弁というものは語り物的に饒舌にそのねちねちした特色も発揮するが･･･織田作之助「大阪の可能性」
･･･この小説でも、作風は語り物の形式を離れて、分析的になっていることは･･･織田作之助「吉岡芳兼様へ」

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