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あそん【臣】 の意味

  1. 《「あそみ」の音変化。中・近世は「あっそん」とも》
  1. あそみ(朝臣)」に同じ。
  1. 平安時代、五位以上の人につける敬称。三位以上は姓の下につけ、四位は名の下につけ、五位は姓名の下につけたという。「藤原朝臣」「信隆 (のぶたか) 朝臣」「在原業平 (ありわらのなりひら) 朝臣」
  1. (代名詞的に用いて)平安時代、宮廷貴族間で使われた、男子に対する呼び方。
    • 「―や、御休み所もとめよ」〈・藤裏葉〉
  • あそん【臣】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・業平の朝臣、実方の朝臣、――皆大同小異ではないか? ああ云う都人もおれのように、東や陸奥へ下った事は、思いのほか楽しい旅だったかも知れぬ。

      芥川竜之介「俊寛」

    • ・・・「清衡朝臣の奉供、一切経のうちであります――時価で申しますとな、唯この一巻でも一万円以上であります。

      泉鏡花「七宝の柱」

    • ・・・三日、癸卯、晴、鶴岳宮の御神楽例の如し、将軍家御疱瘡に依りて御出無し、前大膳大夫広元朝臣御使として神拝す、又御台所御参宮。

      太宰治「鉄面皮」