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あたたか・い【暖かい/温かい】 の意味

  1. [形][文]あたたか・し[ク]《形容動詞「あたたか」の形容詞化》
  1. (暖かい)寒すぎもせず、暑すぎもせず、程よい気温である。あったかい。「―・い部屋」「―・い地方」 春》「―・きドアの出入となりにけり/万太郎
  1. (温かい)物が冷たくなく、また熱すぎもせず、程よい状態である。「―・い御飯」
  1. (温かい)思いやりがある。いたわりの心がある。「―・くもてなす」⇔冷たい
  1. (暖かい)金銭が十分にある。「今日は懐が―・い」⇔寒い
  1. (暖かい)色感がやわらかく、冷たい感じがしない。「―・い色調の壁紙」
  1. [補説]気温のようにからだ全体で感じるあたたかさに、「寒い」に対して「暖かい」、部分で感じたり心で感じたりするあたたかさに、「冷たい」に対して「温かい」と書くのが普通。
  • あたたか・い【暖かい/温かい】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・あのどちらかと言えば、泥濁りのした大川のなま暖かい水に、限りないゆかしさを感じるのか。

      芥川竜之介「大川の水」

    • ・・・ ある生温かい曇天の午後、ラップは得々と僕といっしょにこの大寺院へ出かけました。

      芥川竜之介「河童」

    • ・・・が父の代から居ついていて、着実で正直なばかりでなく、自分を一人の平凡人であると見切りをつけて、満足して農場の仕事だけを守っているのは、彼の歩いて行けそうな道ではなかったけれども、彼はそういう人に対して暖かい心を持たずにはいられなかった。

      有島武郎「親子」