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あたま【頭】

  1. 動物の体の上端または前端の部分で、脳や目・耳・鼻などの重要な感覚器官のある部分。
  1. ㋐首から上の部分。かしら。こうべ。「―を深く下げる」
  1. ㋑人間では、頭髪の生えた部分。動物では頭頂のあたり。「―をかく」「犬の―をなでてやる」
  1. 脳の働き。思考力。考え。「―の回転が速い」「―に入れておく」「―を切り替える」
  1. 髪。頭髪。髪の形。「―が白くなる」「―を刈る」
  1. 物の先端、上端。てっぺん。「釘の―」
  1. 物事のはじめ。最初。はな。「来月の―から始める」
  1. うわまえ。「―をはねる」
  1. 主だった人。人の上に立つ者。首領。長。かしら。「―に据える」
  1. 人数。頭かず。「―がそろう」
  1. (「ひとり」の下に付き、接尾語的に用いて)人を単位とすることを表す。…あたり。「ひとり―千円を集める」
  1. 10 新聞の一面トップ記事。題号の左や下を占める。→
  1. 11 相場の最高点。天井。「―つかえ」
  1. 12頭金 (あたまきん) 」の略。
  1. 頭が上がらない
    • 引け目を感じて対等な関係に立てない。「借金があるので―◦ない」
    • 病気が重くて枕(まくら)から頭を起こせない。
  1. 頭が痛い
    • 頭痛がする。
    • 解決のむずかしい問題などで、心配したり悩んだりするさま。「資金繰りで―・い」
  1. 頭が重い
    • 頭が重苦しく感じられ、すっきりしない。「寝不足で―・い」
    • 悩みごとがあって、気分が晴れない。気が重い。
  1. 頭が固い
    • 考え方が柔軟でない。融通がきかない。
  1. 頭が切れる
    • 物の考え方が鋭い。問題をみごとにすばやく解決できる。頭の回転が速い。
  1. 頭隠して尻隠さず
    • 悪事・欠点の一部を隠して全部を隠したつもりでいる愚かさをあざける言葉。
  1. 頭が下がる
    • 敬服する。感服する。「彼の勤勉ぶりには―・る」
  1. 頭が低い
    • 他人に対して、謙虚で、ていねいである。腰が低い。「社長になっても―・い」
  1. 頭が古い
    • 考え方が古臭い。
  1. 頭から水を浴びたよう
    • 突然の出来事に、驚き恐れてぞっとするさま。
  1. 頭から湯気を立てる
    • かんかんになる。非常に怒るようすをいう。
  1. 頭剃るより心を剃れ
    • 頭を剃って形だけ僧になっても、心が伴わなければだめだ。形式よりも精神が大事だということ。かしら剃るより心を剃れ。
  1. 頭でっかち尻すぼり
    • はじめが大きく、終わりは小さいこと。はじめは勢いがよく、終わりがだらしないこと。竜頭蛇尾。頭でっかち尻つぼみ。
  1. 頭と尻尾は呉れてやれ
    • 相場格言の一つ。相場では、底値で買って最高値で売り抜けようとねらうが、なかなかうまくいかないので、上がり始めに買って下がる前に売ってしまい、ある程度の利益で満足すべきという教訓のたとえ。→利食い千人力
  1. 頭に入れる
    • しっかりと記憶にとどめる。「道順を―・れてから出かける」
  1. 頭に来る
    • 怒りで興奮する。かっとなる。「ばかにされて―◦来た」
    • 酔いや病毒が頭に回る。また、気が変になる。
  1. 頭に血が上る
    • 興奮する。かっとなる。→上る6
  1. 頭の上の蠅を追う
    • 人のおせっかいをする前に、まず自分自身の始末をする。
  1. 頭の黒い鼠
    • 食物などをかすめ取る身近な人をネズミにたとえた語。
  1. 頭の天辺から足の爪先まで
    • からだの最上部から最下部まで。からだ全部。「にわか雨で―ずぶぬれになる」
  1. 頭の中が白くなる
    • あたまの中が空白になる。何も考えられなくなる。「ショックで―・る」
  1. 頭を上げる
    • 他の者を抑えて勢力を伸ばす。頭角を現す。台頭する。「新人候補が―・げてきた」
  1. 頭を痛める
    • ある事を考えて、いろいろと心配したり悩んだりする。「子供の進学問題に―・める」
  1. 頭を抱える
    • 心配な事や悩み事などがあって、思案に暮れる。「山積する課題に―・える」
  1. 頭を掻く
    • 思わず頭に手をやって軽くかく。恥ずかしく思ったり、てれたりしたときのしぐさ。
  1. 頭を下げる
    • おじぎをする。
    • 謝る。わびる。「あいつにだけは―・げたくない」
    • 敬服する。感服する。「彼の努力には―・げずにはいられない」
  1. 頭を搾る
    • できる限り頭を働かせて考える。知恵をしぼる。「新商品のネーミングに―・る」
  1. 頭を突っ込む
    • 仕事や仲間・グループなどに加わる。かかわりをもつ。首を突っ込む。「やっかいな問題に―・む」
  1. 頭を悩ます
    • あれこれ考えて苦しむ。思い悩む。「人間関係に―・す」
  1. 頭を撥ねる
    • 人の取り分の一部を自分のものにする。ピンはねする。「日当の―・ねる」
  1. 頭を捻る
    • いろいろと思いをめぐらす。工夫する。「試験問題の作成に―・る」
    • 疑問に思う。首をひねる。「高すぎる見積もりの数字に―・る」
  1. 頭を冷やす
    • 興奮した気持ちをおさえる。気持ちを冷静にする。「―・して話し合う」
  1. 頭を丸める
    • 髪をそる。また、髪をそって僧となる。出家する。「―・めてわびる」
  1. 頭を擡げる
    • 隠れていたこと、押さえていたことが、考えや思いに浮かぶ。「ふとした疑念が―・げる」
    • 少しずつ勢力を得て現れてくる。台頭する。「急進派が―・げる」
  1. あたまうち【頭打ち】
    • 物事が限界に達してこれ以上には向上しえない状態になること。「生産量が―になる」
    • 上昇を続けてきた相場が、それ以上上がらなくなること。
  1. あたまかず【頭数】
    • 人の数。人数。「―に入れる」
  1. あたまがち【頭勝ち】
    • [名・形動]
    • からだのわりに頭の大きいこと。また、そのさま。頭でっかち。
      「菖蒲を生けた―の花瓶」〈上司・太政官〉
    • (ず)が高いこと。いばること。また、そのさま。傲慢(ごうまん)
      「天竺(てんぢく)の詤(うそ)つきは、唯我独尊と―の脳味噌を上げ」〈根無草・後〉
  1. あたまかぶ【頭株】
    • 人の上に立って中心となる人物。かしらぶん。
  1. あたまから【頭から】
    • [副]
    • ためらうことなく。はじめから。いきなり。「―文句を言う」
    • 全く。まるで。「―信用しない」「―嫌う」
  1. あたまきん【頭金】
    • 分割払いなどで、最初に支払うある程度まとまった金銭。
  1. あたまごし【頭越し】
    • 人の頭上を越して何かの動作をすること。「前の人の―に切符を渡す」
    • 間に立つものをさしおいて、直接働きかけること。「―に交渉が行われる」
  1. あたまごなし【頭ごなし】
    • 相手の言い分を聞かず、最初からきめつけた態度をとること。「―にしかりつける」
  1. あたまじらみ【頭虱】
    • ヒトジラミ科のシラミ。体長2~3ミリで暗褐色。頭髪などに寄生し、血を吸う。
  1. あたまじらみしょう【頭虱症】
    • アタマジラミが頭皮に寄生し、皮膚炎を起こす感染症。12歳以下の児童に多く、頭部の接触やタオル・帽子・ブラシ等を介して感染する。多くは無症状だが、吸血部にかゆみを訴えることがある。
  1. あたまだし【頭出し】
    • 録音・録画したもののある部分を再生したいとき、その始まりを探し出すこと。
  1. あたまつき【頭付き】
    • 頭の形。
    • 髪の結いぐあい。髪かたち。
  1. あたまでっかち【頭でっかち】
    • [名・形動]
    • からだの他の部分に比べて、頭が大きいこと。また、そういう人や、そのさま。あたまがち。
    • 上の部分が下の部分に比べて、ふつりあいに大きかったり多かったりすること。また、そのさま。「―の花瓶」「―な組織」
    • 知識や理論が先走って行動が伴わないこと。また、そういう人やそのさま。「―な若者」
  1. あたまのさら【頭の皿】
    • 脳天の平たいところ。頭蓋(とうがい)。あたまのはち。
    • 河童(かっぱ)の頭にあるという皿状のもの。ここの水がこぼれると力を失うといわれる。
  1. あたまのはち【頭の鉢】
    • 頭の皿1」に同じ。
      「顔色の悪い、―の開いた、妙な子だ」〈志賀・網走まで〉
  1. あたまのもの【頭の物】
    • 女性の髪を飾るもの。櫛(くし)やかんざしなどの類。
  1. あたまわり【頭割(り)】
    • 金品の拠出・分配や仕事の配分をする場合に、人数に応じて均等に割り当てること。