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あつし【厚司/厚子】 の意味

  1. 《アイヌ語から》
  1. オヒョウなどの樹皮を細く裂いて織った布。また、その布で作ったアイヌの衣服。背・袖口・裾に独特の模様を刺繍する。
  1. 平織りまたは綾織りの厚い木綿織物。紺無地 (こんむじ) 、または単純な縞柄で、仕事着として用いる。 冬》
  • あつし【厚司/厚子】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 私は木綿の厚司に白い紐の前掛をつけさせられ、朝はお粥に香の物、昼はばんざいといって野菜の煮たものか蒟蒻の水臭いすまし汁、夜はまた香のものにお茶漬だった。

      織田作之助「アド・バルーン」

    • ・・・ある日、梅田新道にある柳吉の店の前を通り掛ると、厚子を着た柳吉が丁稚相手に地方送りの荷造りを監督していた。

      織田作之助「夫婦善哉」

    • ・・・きのうの朝早く外へ出てすこし行ったら炭俵を一俵ずつ両手に下げた厚司前垂の若衆がとある家の勝手口へ入った、もしや、と思って待っていたがなかなか出て来ないし、こちらに時間があるので歩き出したら、角の電柱のはずれから可愛い茶色の朝鮮牛が無邪気な鼻・・・

      宮本百合子「この初冬」