• で始まる
  • で一致する
  • で終わる
  • を説明文に含む
  • を見出しに含む

あつらえ〔あつらへ〕【×誂え】 の意味

  1. 注文して作らせること。また、そうした品物。⇔出来合 (できあ) い
  1. 歌舞伎の大道具や下座音楽などで、作者や役者の好みによって特別に注文して作ること。また、そのもの。

あつらえ〔あつらへ〕【×誂え】の慣用句

  1. あつらえむき【誂え向き】
    • [名・形動](多く「おあつらえむき」の形で)注文どおりであること。希望どおりであること。また、そのさま。「開会式にお―な上天気」
  1. あつらえもの【誂え物】
    • 注文して作らせた物。
  • あつらえ〔あつらへ〕【×誂え】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・風中は誂えたビフテキが来ると、これは切り味じゃないかと云ったりした。

      芥川竜之介「魚河岸」

    • ・・・何しろ萩寺と云えば、その頃はまだ仁王門も藁葺屋根で、『ぬれて行く人もをかしや雨の萩』と云う芭蕉翁の名高い句碑が萩の中に残っている、いかにも風雅な所でしたから、実際才子佳人の奇遇には誂え向きの舞台だったのに違いありません。

      芥川竜之介「開化の良人」

    • ・・・手入をしない囲なぞの荒れたのを、そのまま押入に遣っているのであろう、身を忍ぶのは誂えたようであるが。

      泉鏡花「伊勢之巻」