義絶（ぎぜつ）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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ぎ‐ぜつ【義絶】
の解説

［名］(スル)

１親子・兄弟など、肉親との関係を絶つこと。
1. 「（親ヤ親類ノ）みんなに—されたって構わない積りでいるんですから」〈谷崎・蓼喰ふ虫〉

２
1. ㋐律令制下で、夫婦の縁を切ること。
2. ㋑中世で、親子の縁を切ること。不孝 (ふきょう) 。勘当 (かんどう) 。
3. ㋒近世で、親族の縁を切ること。

類語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

義絶の例文(4)

出典：青空文庫

･･･なったんですね、親類義絶――つまるところ。　一枚、畚褌の上へ引張･･･泉鏡花「木の子説法」
･･･夏以来彼女の実家とは義絶状態になっていたのだが、この一月中旬突然･･･葛西善蔵「死児を産む」
･･･許しをねがい、或いは義絶も思い設け、こんなことは大袈裟とか、或い･･･太宰治「如是我聞」

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