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くさ‐わけ【草分け】 の意味

  1. 土地を切り開いて、そこに村や町を興すこと。また、その人。
  1. ある物事を初めて行うこと。また、その人。創始者。「電子工業界の―」
  1. 草深い所を分けて行くこと。また、そういう所。
    • 「―の道を早みて里を過ぎ」〈浄・日本武尊〉
  1. 草分き」に同じ。
    • 「殿原―のかふ、…鹿の実にはよき処ぞ」〈盛衰記・三六〉

くさ‐わけ【草分け】の慣用句

  1. くさわけごろも【草分け衣】
    • 草深い所を分けて行くときに着る着物。また、旅衣。
      「狩人の―ほしもあへず秋のさが野のよもの白露」〈玉葉・秋上〉
  1. くさわけなぬし【草分け名主】
    • 江戸時代、原野を開墾して町村を開いた名主
  • くさ‐わけ【草分け】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・もとより開墾の初期に草分けとしてはいった数人の人は、今は一人も残ってはいませんが、その後毎年はいってくれた人々は、草分けの人々のあとを嗣いで、ついにこの土地の無料付与を道庁から許可されるまでの成績を挙げてくれられたのです。

      有島武郎「小作人への告別」

    • ・・・もっともこれに連関しては昔レーリーがガラス板の上で茶わんをすべらせたりした草分けの実験から始まって、その後ハーディの有名な研究(物理学文献抄などに引き続きいろいろの方面に関係しての文献は少なくはない。

      寺田寅彦「日常身辺の物理的諸問題」