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あい‐かん【哀感】 の意味

  1. もの悲しい感じ。悲しみや哀れを誘う感じ。「―が漂う」「―を込める」
  • あい‐かん【哀感】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・そして、それを見のがさず、むしろその一点に人間的哀感を傾注してテーマを展開させてゆく作者の心を支配しているのは、今日で云われる反封建の意識でもないし、階級性とよばれるものでもない。

      宮本百合子「あとがき(『宮本百合子選集』第二巻)」

    • ・・・リアートのピオニイルという最も革命的組織的なものにふれつつ、それを最も非組織的に非現実的に描くことによってプロレタリアートの力を背後に押しかくし、亀の子、子供、子供ずきの孤独な移民チャーリーと市民的な哀感をかなでている。

      宮本百合子「一連の非プロレタリア的作品」

    • ・・・以下三十篇ちかい歴史的素材の小説も、やはり歴史小説でないことでは芥川の扱いかたに似ているが、芥川龍之介が知的懐疑、芸術至上の精神、美感、人生的哀感の表現として過去に題材を求めたのとは異って、菊池寛は、自身が日常に感じる生活への判断をテーマと・・・

      宮本百合子「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」