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くれ‐はとり【織/服】 の意味

  1. 《「くれはたおり」の音変化。「くれはどり」とも》
  1. [名]
  1. 上代、漢織 (あやはとり) とともに中国の呉 (ご) の国から渡来したと伝えられる織工。
  1. 1がもたらした技術で織った綾模様のある絹織物。
    • 「五彩の―、錦の縁 (へり) の五尺の屏風四帖をもて」〈性霊集・三〉
  1. [枕]美しい綾のあるところから、「あや」「あやに」「あやし」にかかる。
    • 「おぼつかないかにと人の―あやむるまでに濡るる袖かな」〈山家集・中〉
  • くれ‐はとり【織/服】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・――洋一は誰かに聞かされた、そんな話を思い出しながら、しばらくの間は不承不承に、一昨年ある呉服屋へ縁づいた、病気勝ちな姉の噂をしていた。

      芥川竜之介「お律と子等と」

    • ・・・何でも六月の上旬ある日、新蔵はあの界隈に呉服屋を出している、商業学校時代の友だちを引張り出して、一しょに与兵衛鮨へ行ったのだそうですが、そこで一杯やっている内に、その心配な筋と云うのを問わず語りに話して聞かせると、その友だちの泰さんと云うの・・・

      芥川竜之介「妖婆」

    • ・・・先の呉服屋が来たんでしょう。

      泉鏡花「第二菎蒻本」