けい‐かい〔‐クワイ〕【計会】

の解説

1. １ 考えあわせること。とりはからうこと。

   1. 「内臣となって内外を—し」〈続紀・元正〉

1. ２ 物事が重なり合うこと。

   1. 「物色と人情と—すること疎 (おろそ) かなり」〈菅家文草・一〉

1. ３ さしつかえること。取り込むこと。

   1. 「歳末の—によって暫く差し置かれぬ」〈太平記・四〉

1. ４ 困ること。困惑すること。

   1. 「足踵気など、散々の—なり」〈実隆公記〉

1. ５ 金のやりくりがつかないこと。貧乏。

   1. 「我が—して、食物がなさに渡るを」〈四河入海・二〇〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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