傾城／契情（けいせい）とは？意味・読み方・使い方

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けい‐せい【傾^▽城／契情】
の解説

《「漢書」外戚伝の「北方に佳人有り。…一顧すれば人の城を傾け、再顧すれば人の国を傾く」から。その美しさに夢中になって城を傾ける意》

１絶世の美女。傾国。

２遊女。近世では特に太夫・天神など上級の遊女をさす。

[補説]「契情」は当て字。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

傾城の前後の言葉

傾城の例文(3)

出典：青空文庫

･･･いは理の当然されば男傾城と申すもござるなり見渡すところ知力の･･･斎藤緑雨「かくれんぼ」
･･･厭な客衆の勤めには傾城をして引過ぎの情夫を許してやらねばならぬ。･･･永井荷風「妾宅」
･･･種の蒟蒻本を著した。傾城買四十八手傾城※入ル。洋風ノ酒肆ニシテ、･･･永井荷風「申訳」

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