げ‐す【下種/下衆/下司】

  1. [名・形動]
  1. 心根の卑しいこと。下劣なこと。また、そのようなさまやその人。「―な根性は持つな」
  1. 身分の低い者。
  1. げし(下司)」に同じ。
  1. 下種と鷹とに餌を飼え
    • 鷹をえさで手なずけるように、下賤の者には金品を与えるのがよい。
  1. 下種の後知恵
    • 愚かな者は、必要なときは知恵も出ないで、事が過ぎたあとに名案が浮かぶこと。
  1. 下種の一寸のろまの三寸
    • 戸を閉めるのに、下種は1寸ほど空きが残り、のろまは3寸ほど空きが残る。戸の閉め方で人の品性がわかるということ。
  1. 下種の勘繰り
    • 品性の下劣な者は、とかく気をまわして邪推するものだ。
  1. 下種の逆恨み
    • 卑しい者は、好意で忠告してくれたことでも、悪口と受け取り、かえって恨むこと。
  1. 下種の謗り食い
    • 下賤の者は、まずい、まずいとけなしながらもたくさん食べてしまう。
  1. 下種の知恵は後から
  1. 下種は槌で使え
    • 下賤の者を使うには、道理を説くより、びしびし働かせるのがいい。
  1. 下種も三食上﨟も三食
    • 《下賤の者も高貴の人も食事は1日3回の意から》物事によっては上下貴賤の区別はないことのたとえ。
  1. げすおとこ【下種男】
    • 身分の低い男。下男。げすおのこ。
      「宵より寒がりわななき居りける―」〈・二五〉
  1. げすおのこ【下種男子】
  1. げすおんな【下種女】
    • 身分の低い女。
      「―のなり悪しきが子負ひたる」〈・一二二〉

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