[名](スル)
  1. 過去未来の間。過去から未来へと移り行く、今。また、近い過去未来を含む、今。副詞的にも用いる。「数千年の時を経て—に至る」「—のところ見通しは立っていない」「—、出張中です」

  1. 時間を表す語の下に付き、接尾語的に用いて)変化する物事状態をある時点で区切って示すときの、その時点。「八月末日—の応募者数」

  1. 現に存在すること。目の前にあること。「—する最重要課題」

  1. (「現在の」の形で血縁関係などを表す語を修飾して)正真正銘の。まぎれもない。

    1. 「いはんや彼らは—の孫なり。しかも嫡孫なり」〈曽我・三〉

  1. (副詞的に用いて)明白事実であるさま。また、近い将来そのことが実現するのが確実であるさま。

    1. 「そなたは—奥様になることぢゃ」〈浮・棠大門屋敷〉

  1. 仏語。三世 (さんぜ) の一。今、生をうけているこの世。現世。

  1. 文法時制の一。今の時点での動作状態など表すときに用いる形。現在形。

[宗教・思想]の言葉

[仏教・儒教・ヒンズー教など]の言葉

出典:青空文庫

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