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こう‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【興行】 の意味

  1. [名](スル)
  1. 観客を集め、料金を取って演劇・音曲・映画・相撲・見世物などを催すこと。また、その催し物。「顔見世―」「地方を回って―する」
  1. 儀式などを催すこと。
    • 「禅法の―天下にかまびそし」〈太平記・二四〉
  1. 初めて興し立てること。創建。創立。
    • 「初めて伽藍たちばなの道成―の寺なれば」〈謡・道成寺
  1. 連歌や俳諧などの会を催すこと。
    • 「四日、本坊において誹諧―」〈奥の細道

こう‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【興行】の慣用句

  1. こうぎょうけん【興行権】
    • 脚本・楽譜・映画などの上演・演奏・上映をする独占的な権利。著作権の中に含まれる。また、一般に営利を目的とした興行についての権利。
  1. こうぎょうし【興行師】
    • 興行1を開催することを職業とする者。
  1. こうぎょうしゅうにゅう【興行収入】
  1. こうぎょうチケット【興行チケット】
    • 音楽・演劇・スポーツ・イベント・映画などの、興行物の入場券。
  1. こうぎょうちゅうしほけん【興行中止保険】
    • スポーツ大会・音楽会・演劇・花火大会・パレード・祭りなどのイベントが、事故や悪天候などにより中止や変更を余儀なくされた場合、興行企業などが支出した費用や逸失利益などを填補する保険。
  1. こうぎょうビザ【興行ビザ】
    • 演劇・演芸・歌謡・舞踊・演奏・スポーツなどの興行にかかわる芸能活動をする人に認められる入国許可。在留期間は1年まで。月20万円以上の報酬を受けることなど、いくつかの条件がある。
  1. こうぎょうもの【興行物】
    • 入場料または観覧料を取って大衆に公開する催し物。
  • こう‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【興行】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 小さい時には芝居そのほかの諸興行物に出入りすることはほとんどなかったと言っていいくらいで、今の普通の家庭では想像もできないほど頑固であった。

      有島武郎「私の父と母」

    • ・・・ねばならず、裏は天地で間に合っても、裲襠の色は変えねばならず、茶は切れる、時計は留る、小間物屋は朝から来る、朋輩は落籍のがある、内証では小児が死ぬ、書記の内へ水がつく、幇間がはな会をやる、相撲が近所で興行する、それ目録だわ、つかいものだ、見・・・

      泉鏡花「葛飾砂子」

    • ・・・ けれども、その男を、年配、風采、あの三人の中の木戸番の一人だの、興行ぬしだの、手品師だの、祈祷者、山伏だの、……何を間違えた処で、慌てて魔法つかいだの、占術家だの、また強盗、あるいは殺人犯で、革鞄の中へ輪切にした女を油紙に包んで詰込ん・・・

      泉鏡花「革鞄の怪」