[動ア下一][文]こしら・ふ[ハ下二]
  1. ある材料を用いて、形の整ったものやある機能をもったものを作り上げる。また、結果として不本意なものを作ってしまう。「弁当を—・える」「藤棚を—・える」「家を—・える」「こぶを—・える」

  1. 手を加えて、美しく見せるようにする。化粧したり衣装を整えたりして飾る。「顔を—・える」「身なりを—・える」

  1. 工夫を巡らし、ないことをあるかのように見せかける。「話を—・える」「うわべを—・える」

  1. 手を尽くして、必要なものを整える。用意する。「頭金を—・える」

  1. 友人愛人などを作る。「女を—・える」

  1. なだめる。とりなす。

    1. 「—・へ聞こゆるをも、つらしとのみおぼされたれば」〈・夕霧〉

  1. 計画する。

    1. 「かねて—・へたることなれば、走りまはりて火をかけたり」〈義経記・八〉

    2. 作る用法

出典:青空文庫

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