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こす・る【擦る】 の意味

  1. [動ラ五(四)]
  1. 物を他の物に強く押し当てたままで動かす。また、そのように繰り返し続けて動かす。「目を―・る」「あかを―・る」「電柱に車体を―・る」
  1. 遠回しにいやみや皮肉を言う。あてこする。
    • 「如何 (どん) なに―・られても、左程にも感じなかったが」〈二葉亭其面影
  1. [可能]こすれる
  • こす・る【擦る】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ はッと縁側に腰をかけた、女房は草履の踵を、清くこぼれた褄にかけ、片手を背後に、あらぬ空を視めながら、俯向き通しの疲れもあった、頻に胸を撫擦る

      泉鏡花「海異記」

    • ・・・……嫁御はなるほど、わけしりの弟分の膝に縋って泣きたいこともありましたろうし、芸妓でしくじるほどの画師さんでございます、背中を擦るぐらいはしかねますまい、……でございますな。

      泉鏡花「眉かくしの霊」

    • ・・・「わが冠の肉に喰い入るばかり焼けて、頭の上に衣擦る如き音を聞くとき、この黄金の蛇はわが髪を繞りて動き出す。

      夏目漱石「薤露行」