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あん‐か〔‐クワ〕【行火】 の意味

  1. 《「あん(行)」は唐音》木または土製の枠の中の火入れに火を入れて、手足を温める小型の暖房具。 冬》「ペンの走り固しとおもひ行火抱く/亜浪
  • あん‐か〔‐クワ〕【行火】の例文

    出典:青空文庫

    • 」「母は?」「行火で、」と云って、肱を曲げた、雪なす二の腕、担いだように寝て見せる。

      泉鏡花「女客」

    • ・・・ とその隣が古本屋で、行火の上へ、髯の伸びた痩せた頤を乗せて、平たく蹲った病人らしい陰気な男が、釣込まれたやら、「ふふふ、」 と寂しく笑う。

      泉鏡花「露肆」

    • ・・・「へい、ありがとう存じます、いやも幸いと孝行なせがれが一人おりまして、よう稼いでくれまして、おまえさん、こんな晩にゃ行火を抱いて寝ていられるもったいない身分でござりましたが、せがれはな、おまえさん、この秋兵隊に取られましたので、あとには・・・

      泉鏡花「夜行巡査」