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し‐おに〔‐ヲニ〕【紫×苑/紫×菀】 の意味

  1. 《「おん(苑)」の「ん」を「に」で表記したもの》「しおん(紫苑)」に同じ。
    • 「うれしきこと有らん人は―を植ゑて常に見るべし」〈今昔・三一・二七〉
  • し‐おに〔‐ヲニ〕【紫×苑/紫×菀】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・スズメノエンドウ、スズメウリ、スズメノヒエ、姫百合、姫萩、姫紫苑、姫菊のろうたけた称に対して、スズメの名のつく一列の雑草の中に、このごんごんごまを、私はひそかに「スズメの蝋燭」と称して、内々贔屓でいる。

      泉鏡花「二、三羽――十二、三羽」

    • ・・・菊はまだ咲かないか、そんなら紫苑でも切ってくれよ」 本人達は何の気なしであるのに、人がかれこれ云うのでかえって無邪気でいられない様にしてしまう。

      伊藤左千夫「野菊の墓」

    • ・・・芒の蓬々たるあれば萩の道に溢れんとする、さては芙蓉の白き紅なる、紫苑、女郎花、藤袴、釣鐘花、虎の尾、鶏頭、鳳仙花、水引の花さま/″\に咲き乱れて、径その間に通じ、道傍に何々塚の立つなどあり。

      寺田寅彦「半日ある記」