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自然淘汰の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

自然界で、生態的条件や環境などによりよく適合するものは生存を続け、そうでない劣勢のものは自然に滅びていくこと。転じて、長い間には劣悪なものは滅び、優良なものだけが自然に生き残ること。▽「淘汰」は選び分ける。悪いものを捨て、よいものを取ること。もとダーウィンが進化論の中で説いた語。
句例
劣悪なものは自然淘汰される
用例
どうしても時世に恰好かっこうの人物、自然淘汰の網の目をば第一に脱けて生残る逸物いちもつと見えた。<山田美妙・武蔵野>
活用形
〈―スル〉

自然淘汰の解説 - 学研 四字熟語辞典

自然界で、環境や生態条件に適した強者が生き残り、適合できなかった弱者は自然に衰退し、死に絶えるという説。また、劣悪なものが滅び、優良なものが自然に生き残ること。
注記
「淘汰」は、選び分けること。ダーウィンが進化論『種しゅの起源』で唱えたnatural selectionの訳語。
用例
自然淘汰に逆さからう療治。小児の撫育ぶいくより手がかかる。半白の人果して此看護をうくる価値ありや。〈夏目漱石・修善寺日記〉

自然淘汰の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

[名](スル)
  1. 自然選択」に同じ。→人為淘汰

  1. 時の経過とともに、優良なものが生き残り、劣悪なものがひとりでに滅びていくこと。「俗悪雑誌は—される」

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