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しつ【湿〔濕〕】 の意味

  1. 常用漢字] [音]シツ(慣) [訓]しめる しめす しとる
  1. しめる。しめりけ。「湿気 (しっき・しっけ) 湿潤湿地湿度湿布陰湿除湿多湿
  1. [難読]湿気 (しけ) る
  • しつ【湿〔濕〕】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 前に青竹の埒を結廻して、その筵の上に、大形の古革鞄ただ一個……みまわしても視めても、雨上りの湿気た地へ、藁の散ばった他に何にも無い。

      泉鏡花「革鞄の怪」

    • ・・・ありたけの飛石――と言っても五つばかり――を漫に渡ると、湿けた窪地で、すぐ上が荵や苔、竜の髯の石垣の崖になる、片隅に山吹があって、こんもりした躑躅が並んで植っていて、垣どなりの灯が、ちらちらと透くほどに二、三輪咲残った……その茂った葉の、蔭・・・

      泉鏡花「二、三羽――十二、三羽」

    • ・・・阪をさがりに、見ると、河原前の橋を掛けてこの三島の両側に、ちらちら灯が見えようというのでと――どこか、壁張りの古い絵ほどに俤の見える、真昼で、ひっそりした町を指さされたあたりから、両側の家の、こう冷い湿ぽい裡から、暗い白粉だの、赤い油だのが・・・

      泉鏡花「半島一奇抄」