1. 火山活動に伴なって放出されるガスで、火山の爆発時には多量に噴出するが、常時火口や噴気孔から少量放出されている。主成分は水蒸気であり、地下マグマから直接供給される揮発性成分のほか、周囲の岩石などとの反応によって生成したガスも含まれる。一般には活動が激しく高温のときにはH2、HCl、HFなどが含まれるが、温度の低下とともにSO2、H2Sが増加し、比較的低温になるとCO2、N2などが主成分となる。