• 意味
  1. 低温部から高温部へ熱を輸送する装置をヒートポンプという。低温部に冷媒として、たとえば、液化アンモニア(沸点~33.3℃)を接触させアンモニアを蒸発させる。これを圧縮機で吸引し、目的とする高温部の所で凝縮できる圧力に昇圧させると、低温部の熱が高温部に与えられる。液化したアンモニアを低温部に返し、上記の過程を繰返すことにより、低温部の熱を高温部へ輸送できる。与えるエネルギーの種類により、ヒートポンプを次のように分離できる。機械エネルギー(往復動、回転、ターボ冷凍機)、熱エネルギー(吸収冷凍機)、電気エネルギー(電子冷凍機)。