さんぜん-せかい【三千世界】

  1. 三千世界 意味
    • 全宇宙、この世のすべて。仏教でいう世界観で、須弥山しゅみせんを中心に、周囲に四大洲があり、その周りに九山八海があり、われわれの住む小世界を形成し、この一つの世界を千合わせたものを小千世界、小千世界を千合わせて中千世界、さらに中千世界を千合わせて大千世界。この大千世界は千が三つ重なるので三千大世界、略して三千世界という。この三千世界が一仏の教化の及ぶ範囲とされた。俗に世間の意に用いられることもある。
  2. 三千世界 用例
    • 生死は人の疑うところ、霊魂は人の惑うところ、この疑惑を以もって三千世界に対する憶度おくたくに加うれば、<北村透谷・他界に対する観念>