ぎょふの-り【漁夫之利】

  1. 漁夫之利 意味
    • 両者が争っているすきに、第三者が骨を折らずにその利益を横取りするたとえ。▽「漁夫」は漁師。「夫」は「父」とも書く。
  2. 漁夫之利 出典
    • 『戦国策せんごくさく』燕策えんさく
  3. 漁夫之利 句例

      ◎漁夫の利を得る

  4. 漁夫之利 用例
    • 家康にすれば双方疲労しきったところに出てきて漁夫の利を占めるつもりかもしれない。<司馬遼太郎・関ヶ原>
  5. 漁夫之利 類義語
  6. 漁夫之利 故事
    • 中国戦国時代、趙ちょう国が燕えん国を攻めようとしたとき、燕の昭王しょうおうは戦になっては困ると燕に重用されていた遊説家蘇代そだいに、攻撃を思いとどまるよう趙の恵文王けいぶんおうを説得させようとした。蘇代は恵文王に「鷸しぎと蚌どぶがいが譲らず争っているところへ漁夫がやってきて、やすやすと両方とも捕らえてしまった」という寓話ぐうわを話して、今趙と燕が争えば強国の秦しんが漁夫となって、いとも簡単に両国とも取られてしまうと説得した故事から。