• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像

奸佞邪智の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

心がひねくれて、ずるがしこく立ち回ること。またその人。▽「奸佞」は心がねじけてへつらうこと。「奸」は心がねじけて正しくない意。「佞」はおもねる。また、口先態度は巧みだが心はねじけている意。「邪智」は悪知恵。「奸」は「姦」、「智」は「知」とも書く。「邪智奸佞じゃちかんねい」ともいう。
句例
奸佞邪智のやから
用例
身代わりの友を救うために走るのだ。王の奸佞邪知を打ち破るために走るのだ。<太宰治・走れメロス>

奸佞邪智の解説 - 学研 四字熟語辞典

心がねじくれていて、ずるがしこく、人にこびへつらうこと。また、そういう人。
注記
「奸佞」は、心がねじくれていて、人にこびへつらうこと。「邪智」は、悪知恵。「邪智奸佞じゃちかんねい」ともいう。
表記
「奸佞」を「奸侫」と書きちがえない。「奸」は「姦」、「智」は「知」とも書く。
用例
私は、今宵、殺される。殺される為に走るのだ。身代りの友を救う為に走るのだ。王の奸佞かんねい邪智を打ち破る為に走るのだ。走らなければならぬ。そうして、私は殺される。若い時から名誉を守れ。さらば、ふるさと。〈太宰治・走れメロス〉
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。