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ぜん‐せん【前線】 の意味

  1. 戦場で敵に直接向かい合っている所。戦闘の第一線。「―で戦う」「―に送られる」「最―」
  1. 仕事や運動などの第一線。「セールスの―に立つ」
  1. 異なった気団の境界面と地表との交線。これを境にして気温・気圧・風向・風速などが急に変わり、悪天候を伴うことが多い。その運動によって温暖前線寒冷前線停滞前線などに分ける。不連続線。「梅雨―」
  1. 異なった二つの海流または水塊が接触する場所。
  1. サッカーで、ピッチ中盤よりも相手のゴールに近い部分。

ぜん‐せん【前線】の慣用句

  1. ぜんせんぎり【前線霧】
    • 前線に沿って暖気と寒気とが混合してできる霧。
  1. ぜんせんめん【前線面】
    • 性質の異なる二つの気団の境界面。転移層とよばれる厚さ1~2キロの混合気塊からなる。不連続面。前面。
  1. ぜんせんらい【前線雷】
  • ぜん‐せん【前線】の例文

    出典:青空文庫

    •  前線から帰ってくる将校斥候はロシヤ人や、ロシアの大砲を見てきたような話をした。

      黒島伝治「チチハルまで」

    • ・・・しかし彼の古いティンダル効果の研究はいつのまにか現在物理学の前線へ向かってひそかにからめ手から近づきつつあった。

      寺田寅彦「時事雑感」

    • ・・・のためにほんの少しばかり消防が手おくれになって、そのために誤ってある程度以上に火流の前線を郭大せしめ、そうしてそれを十余メートルの烈風があおり立てたとしたら、現在の消防設備をもってしても、またたいていの広い火よけ街路の空間をもってしてもはた・・・

      寺田寅彦「函館の大火について」