幾何／幾許（いくばく）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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いく‐ばく【幾^▽何／幾^▽許】
の解説

１数量・程度の不明・不定なことをいう語。どれほど。「—の利益を得たか」

２（「いくばくか」の形で）ある程度。若干。「旅費はまだ—か残っている」

３あとに係助詞「も」と打消しの語を伴って、数量・程度が多くないことを表す。あまり。「余命—もない」「その後—もなくして事故が再発した」

類語

関連語

いかばかり

出典：デジタル大辞泉（小学館）

幾何の例文(30)

出典：青空文庫

･･･ある教室の黒板の上に幾何の図が一つ描き忘れてあった。幾何の図は彼･･･芥川竜之介「保吉の手帳から」
･･･無い事は無いにしろ、幾許するか知らなかった。　皆、親のお庇だね。･･･泉鏡花「女客」
･･･訳と署した代数学だか幾何学だかを偶然或る古本屋で見附けた。余り畑･･･内田魯庵「三十年前の島田沼南」

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