しょう‐じん〔シヤウ‐〕【精進】

  1. [名](スル)
  1. 雑念を去り、仏道修行に専心すること。
  1. 一定の期間行いを慎み身を清めること。
  1. 肉食を断って菜食をすること。
  1. 一つのことに精神を集中して励むこと。一生懸命に努力すること。「研究に―する」
  1. しょうじんあけ【精進明け】
    • 精進潔斎の期間が終わり、ふだんの生活にかえること。精進落ち。精進落とし。
  1. しょうじんあげ【精進揚(げ)】
    • 野菜類の揚げ物。野菜のテンプラ。→テンプラ
  1. しょうじんおち【精進落ち】
  1. しょうじんおとし【精進落(と)し】
  1. しょうじんがため【精進固め】
    • 盆や彼岸の、精進する期間の前に、魚肉類を食べておくこと。
  1. しょうじんがに【精進蟹】
    • 十脚目イワガニ科の甲殻類。岩礁にすむ。甲幅約5センチ。全体に暗赤紫色で、甲の前側縁に4個ののこぎり歯状の突起がある。食用。
  1. しょうじんけっさい【精進潔斎】
    • [名](スル)肉食を断ち、行いを慎んで身を清めること。「―して祈願する」
  1. しょうじんなます【精進膾】
    • 魚介類を用いないで、野菜や果物を材料にしてつくったなます。
  1. しょうじんばら【精進腹】
    • 精進物ばかりを食べている腹。粗食して栄養物をとっていない腹。
      「朝(あした)の豆腐売りさへ稀に、なほ―のどこやら物淋しく」〈浮・一代男・二〉
  1. しょうじんび【精進日】
    • 祖先の忌日など、精進をすべき一定の日。斎日。
  1. しょうじんふくさ【精進袱紗】
    • 仏事の贈り物などに用いるふくさ。白・浅葱(あさぎ)色などに定紋または蓮華の模様などをつける。
  1. しょうじんまげ【精進髷】
    • 女性の髪型の一。葬列に加わるときなどのもので、多くはつぶし島田。不幸髷。泣き島田。死去髻(しきょたぶさ)
  1. しょうじんもの【精進物】
  1. しょうじんや【精進屋】
    • 祭りや参詣の前に、心身を清めるためにこもる建物。
    • 精進料理・精神揚げなどを商う店。
  1. しょうじんやど【精進宿】
    • (近畿地方などで)葬式のときに、会葬者に出す食事の調理をする家。死によってけがれた喪家の火を忌み、近隣の家で調理する。
  1. しょうじんりょうり【精進料理】
    • 魚介類や肉類を用いず、穀物・野菜などを主とする料理。殺生を戒める大乗仏教の考え方に由来。⇔生臭(なまぐさ)料理

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「しょう‐じん〔シヤウ‐〕【精進】」の後の言葉