出典:gooニュース
海自ヘリ事故の現場は水深5500メートル 捜索や引き上げは難航か
ただ、深海では水深が深くなるほどソナーの画像は不鮮明になる。発見できたとしても深いほど水圧や潮流の影響が大きくなり、遠隔操作型無人潜水機(ROV)の活動範囲には限界がある。沖縄県宮古島付近で昨年4月に起きた陸上自衛隊ヘリの墜落事故では約1カ月後に機体を引き上げたが、水深は約106メートルだった。
観測艦、26日にも調査開始 水深5千メートル超、難航恐れも
だが現場周辺の水深は約5500メートルで、音波による調査は難航する恐れもある。海自トップの酒井良海上幕僚長は23日の記者会見で、海自の深海調査能力に関し「海洋観測艦だけが有している」と述べた。
“現場海域は水深5500メートル” 戦闘訓練中の海自ヘリ墜落事故「機体に異常確認されず」《長崎》
現場海域は水深5500メートルほどで、海底に沈んでいるとみられる機体の主要部分について酒井海上幕僚長は「海上自衛隊の海洋観測艦を用いて位置の特定に努めたい」と説明しました。
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