1. 攻めかかる人。攻める側。「—にまわる」

  1. 攻める手段。攻撃方法。

[副]動詞「責 (せ) める」の連用形に助詞「て」の付いたもの》
  1. 不満足ながら、これだけは実現させたいという最低限の願望を表す。少なくとも。十分ではないが、これだけでも。「—声だけでも聞きたい」「—10歳若ければなあ」

  1. しいて。無理に。

    1. 「霧ひとへ隔たれるやうに透きて見え給ふを、—絶え間に見奉れば」〈更級

  1. 痛切に。切実に。

    1. 「このことの—あはれに悲しう侍りしかば」〈大鏡時平

  1. 非常に。きわめて。

    1. 「高麗の紙の薄様だちたるが、—なまめかしきを」〈梅枝

出典:青空文庫

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