そう‐たい〔サウ‐〕【相対】

  1. [名](スル)
  1. 向かい合うこと。向き合っていること。また、対立すること。「難題に―する」
  1. 他との関係の上に存在あるいは成立していること。
  1. そうたいうんどう【相対運動】
    • 物理系で、一方の物体の位置と方向に対する、他方の物体の位置と方向の変化。一方の物体の位置と方向を原点とする座標系の中で、他方の変化が記述される。ニュートン力学・特殊相対論では慣性系が座標系である。
  1. そうたいおんかん【相対音感】
    • ある音の高さを他の音との関係において識別する能力。→絶対音感
  1. そうたいがいねん【相対概念】
    • 他の概念と相関してはじめて存在しうるような概念。例えば、親・子など。絶対概念に対していう。
  1. そうたいくっせつりつ【相対屈折率】
    • 光が二つの媒質A、Bの境界面で屈折するときの屈折率。二つの媒質の絶対屈折率をnA、nBとすると、その比、nB/nAに等しい。
  1. そうたいけいご【相対敬語】
    • 話し手と聞き手、話題となる人物との関係で敬意の高低が定まる敬語の使い方。現代日本語の敬語は、相対敬語。通常「部長がおっしゃっています」と尊敬語を用いるが、来客などに対しては「部長が申しております」と謙譲語を用いて表現するなど。→絶対敬語
  1. そうたいけん【相対権】
    • 特定の人に対してだけ主張できる権利。債権など。対人権。⇔絶対権
  1. そうたいげんししつりょう【相対原子質量】
  1. そうたいこくてんすう【相対黒点数】
  1. そうたいごさ【相対誤差】
    • 真の値に対する誤差の割合。誤差の絶対値を測定値で割って得られる。
  1. そうたいしつど【相対湿度】
    • 空気中に含まれる水蒸気の量と、その温度の空気が含み得る水蒸気の最大量との比率。RH。
  1. そうたいしゅぎ【相対主義】
    • 哲学で、人間の認識や評価はすべて相対的であるとし、真理の絶対的な妥当性を認めない立場。ギリシャのソフィストたちが古典的代表者。⇔絶対主義
  1. そうたいせいげんり【相対性原理】
    • 物理法則はどの観測者(座標系)に対しても同じ形に表されるという原理。表現する座標系を変換しても形が変わらず、対等であるのでいう。
  1. そうたいせいぞんりつ【相対生存率】
    • 実測生存率を調整し、対象となる病気以外で死亡したケースを除外したもの。生存率を、対象者と同じ年齢・性別の集団が生存する確率で割った数値。
  1. そうたいせいちょう【相対成長】
  1. そうたいせいりろん【相対性理論】
  1. そうたいそくど【相対速度】
    • 運動している物体を、運動している観測者が見るときの速度。
  1. そうたいたすう【相対多数】
    • 過半数には達しないが、全体の中で他のどれよりも数が多いこと。絶対多数に対する語として用いられる。比較多数。
  1. そうたいてき【相対的】
    • [形動]他との関係において成り立つさま。また、他との比較の上に成り立つさま。「―な価値」「物事を―に見る」⇔絶対的
  1. そうたいてきかじょうじんこう【相対的過剰人口】
    • 人口の絶対的増加によるのではなく、資本の有機的構成の高度化による相対的に過剰な労働者人口。流動的、潜在的、停滞的の三つの形態で存在する。産業予備軍
  1. そうたいてきじょうよかち【相対的剰余価値】
    • 剰余価値の一形態。総労働時間が変わらない場合、生産方法の発展・改良などによって必要労働時間が短縮され、その結果生じた剰余労働時間が生み出す剰余価値。⇔絶対的剰余価値
  1. そうたいてきひんこん【相対的貧困】
  1. そうたいてきひんこんりつ【相対的貧困率】
    • [補説]OECD(経済協力開発機構)では、等価可処分所得(世帯の可処分所得を世帯人数の平方根で割って算出)が全人口の中央値の半分未満の世帯員を相対的貧困者としている。相対的貧困率は、単純な購買力よりも国内の所得格差に注目する指標であるため、日本など比較的豊かな先進国でも高い割合が示される。平成24年(2012)の日本の貧困線は122万円、相対的貧困率は16.1パーセント(平成25年国民生活基礎調査より)。
  1. そうたいどすう【相対度数】
    • 統計で、総度数に対する各階級の度数の割合。
  1. そうたいねんだい【相対年代】
    • 地層の上下関係、化石の新旧、遺物の形式などから決められた、相対的な先後関係を示す年代。→絶対年代
  1. そうたいパス【相対パス】
    • relative path》コンピューターのファイルシステムにおける、ファイルの所在を指定する表記法の一。階層構造をもつファイルシステムの当該ファイルの位置を、起点となるディレクトリーから相対的に記述する。→絶対パス
  1. そうたいばんち【相対番地】
    • コンピューターの記憶装置において、基準になる番地に対する相対的な位置関係によって表す番地。→絶対番地
  1. そうたいひょうか【相対評価】
    • 個人の学力を、ある一定の集団内の相対的位置によって評価する方法。⇔絶対評価
  1. そうたいろん【相対論】
  1. そうたいろんてきりきがく【相対論的力学】
  1. そうたいろんてきりょうしりきがく【相対論的量子力学】

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