[副]

  1. いくらか。いくつか。そくばく。

    1. 「運動費の—を寄附した事もあった」〈広津和郎・風雨強かるべし〉

    2. 「—選ばれたる人々に劣らず御覧ぜらる」〈宇津保・吹上下〉
  1. 数量の多いさま。たくさん。多く。

    1. 寄手—討たれにければ、赤松わづかの勢になって」〈太平記・八〉

  1. 程度のはなはだしいさま。たいへん。非常に。

    1. 「—広き天竺」〈今昔・五・四〉

出典:青空文庫

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