ちく‐しょう〔‐シヤウ〕【畜生】

  1. (梵)tiryañcの訳。人に飼われる生き物の意。傍生・横生とも訳す》
  1. 鳥・獣・虫魚の総称。人間以外の動物。
  1. 畜生道」の略。
  1. 人を憎んだり、ののしったりしていう語。感動詞的に、怒りや失望などの気持ちを表すときにも用いる。「―め、おぼえてろ」「―、うまくいかないなあ」
  1. ちくしょうざんがい【畜生残害】
    • 畜生が互いにかみ合って傷つけ殺し合うこと。
      「生ける物を…闘はしめて遊び楽しまん人は、―の類なり」〈徒然・一二八〉
  1. ちくしょうづか【畜生塚】
    • 豊臣秀吉が養子秀次を乱行のかどで自刃させ、妻妾子三十余人を斬罪(ざんざい)に処したのを弔った塚。京都市中京区の瑞泉寺内にある。
  1. ちくしょうづら【畜生面】
    • 畜生のような顔つき。義理・人情を欠く者をののしっていう語。
      「姉を去れの離別のとは、ようもいうた、―」〈浄・堀川波鼓
  1. ちくしょうどう【畜生道】
    • 仏教で、六道の一。悪業の報いによって死後に生まれ変わる畜生の世界。
    • 道徳上、許すことのできない肉親間の色情。
  1. ちくしょうばら【畜生腹】
    • 《犬・猫などの動物が、1回に2匹以上の子を産むところから》
    • 女性が1回に二人以上の子供を産むことをののしっていった語。
    • 双生児や三つ子などをいった語。また、男と女の双生児。前世で心中した者の生まれかわりとして忌み嫌われた。
  1. ちくしょうばらみ【畜生孕み】

「ちく‐しょう〔‐シヤウ〕【畜生】」の後の言葉