いのち【命】

の解説

1. １ 生物が生きていくためのもとの力となるもの。生命。「—にかかわる病気」「—をとりとめる」「—ある限り」

1. ２ 生きている間。生涯。一生。「短い—を終える」

1. ３ 寿命。「—が延びる」

1. ４ 最も大切なもの。唯一のよりどころ。そのものの真髄。「—と頼む」「商売は信用が—だ」

1. ５ 運命。天命。

   1. 「年ごとにあひ見ることは—にて老いの数そふ秋の夜の月」〈風雅・雑上〉

1. ６ 近世、遊里などで、相愛の男女が互いの二の腕に「命」の一字、または「誰々命」と入れ墨をすること。また、その文字。

類語

• 生命(せいめい)

関連語

• 人命(じんめい)
• 身命(しんめい)
• 一命(いちめい)
• 露命(ろめい)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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