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陰陽道 (おんようどう) で、八方運行し、吉凶禍福をつかさどるとされる神。己酉 (つちのととり) の日に天から下り、東・西など四方に5日ずつ、北東南東など四隅には6日ずついて合計44日、癸巳 (みずのとみ) の日に正北から天に上って16日間天上にいて己酉の日に再び下って前のように遊行する。この神の遊行の方角塞がりといい、その方角に向かう場合は、方違 (かたたが) えをする。てんいちじん。

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