1. 事実でないこと。また、人をだますために言う、事実とは違う言葉。偽 (いつわ) り。「—をつく」「この話に—はない」

  1. 正しくないこと。誤り。「—の字を書く」

  1. 適切でないこと。望ましくないこと。「ここで引き下がっては—だ」

[用法]うそ・[用法]いつわり——「嘘偽りは申しません」のように同義重複で用いたり、「嘘(偽り)を言う」のようにほとんど同義で用いられる。◇「嘘も方便」「嘘から出た実 (まこと) 」「そう来なくては嘘だ」「嘘のように晴れ上がる」のような慣用句や慣用表現の「嘘」は「偽り」に置き換えることはできない。◇「偽り」は「嘘」よりも意識的、作為的で、改まった言い方。「偽り」はまた、「彼の言動には偽りが多い」「偽りの愛」のように言葉以外に行動態度で欺く場合にも用いられる。◇類似の語に「虚偽」がある。「偽り」と同義で、「虚偽の申告をする」のように、多く文書などに用いられる。
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