[名・形動]《「不可思議」の略》
  1. どうしてなのか、普通では考えも想像もできないこと。説明のつかないこと。また、そのさま。「—な出来事」「成功も—でない」

  1. 仏語。人間の認識理解を越えていること。人知の遠く及ばないこと。

  1. 非常識なこと。とっぴなこと。また、そのさま。

    1. 「花山院とあらがひごと申させ給へりしはとよ。いと—なりしことぞかし」〈大鏡道隆

  1. 怪しいこと。不審に思うこと。また、そのさま。

    1. 「明くればうるはしき女﨟に—を立て、いかなる御方ぞ、と尋ね給ふに」〈浮・五人女・三〉

[派生]ふしぎがる[動ラ五]ふしぎさ[名]

[宗教・思想]の言葉

[仏教・儒教・ヒンズー教など]の言葉

出典:青空文庫

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