打（ち）込む（うちこむ）とは？意味・読み方・使い方

ブックマークへ登録

意味
例文
慣用句
画像

うち‐こ・む【打（ち）込む】
の解説

［動マ五（四）］

１上から強くたたいて中へ入れる。「くぎを—・む」

２
1. ㋐球技で相手の陣などに球を打って入れる。「ライトスタンドに—・む」
2. ㋑（「撃ち込む」「射ち込む」とも書く）弾丸や矢を発射して敵に当てる。「敵陣へ砲弾を—・む」

３その事に全精力を注ぐ。熱中する。夢中になる。「仕事に—・む」

４頭や精神に強く入れる。
1. 「卵の如き青年の頭脳へ、社会主義など—・んで」〈木下尚江・火の柱〉

５剣道・ボクシングなどで、相手のすきをついて打ってかかる。「胴へ—・む」

６碁で、相手の陣内に石を打つ。

７
1. ㋐テニス・卓球などで、相手のコートに、強烈な球を打ち返す。「左サイドに—・む」
2. ㋑野球で、相手投手に集中打を浴びせる。「—・まれて降板する」
3. ㋒野球・テニスなどで、時間をかけて、多くの球を打つ練習をする。「納得が行くまで—・む」

８コンクリートを枠に流し入れる。「ビルの基礎を—・む」

９コンピューターで、プログラムやコマンドをキーボードから入力する。

10 シンセサイザーやミュージックシーケンサーなどの電子楽器や、DTMのシステムに、演奏データを入力する。

11 順序なく入りまじる。入り乱れる。
1. 「後ろに三百余騎は—・みてありけり」〈愚管抄・六〉

[可能]うちこめる

類語

関連語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

打込むのカテゴリ情報

出典：デジタル大辞泉（小学館）

［生活］の言葉

［その他］の言葉

打込むの前後の言葉

打込むの例文(13)

出典：青空文庫

･･･猛烈な浪花節語りに、打ち込むのが自然だと考えるんだ。小えんは諸芸を仕･･･芥川竜之介「一夕話」
･･･三階よりか、海へ颯と打込む太鼓。　浴衣は静に流れたのである。　菊枝･･･泉鏡花「葛飾砂子」
･･･蔚山の敵軍へ、大砲を打込むばかり、油の黒煙を立てる裡で、お誓を呼立･･･泉鏡花「燈明之巻」

もっと調べる

新着ワード

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。