出典:gooニュース
対馬「赤米神事」存続の危機 唯一の「頭仲間」主藤さんが療養中 種もみ保存やアーカイブ化進める
豆酘地区は日本の稲作伝来の地とされ、千年以上前から赤米を栽培している。赤米神事は、豊作などを願う行事。頭仲間と呼ばれる住民は、地区内の神田で赤米を育てる。赤米を俵に詰め自宅の座敷につるす「お吊(つ)り坐(ま)し」や別の頭仲間に俵を引き継ぐ「頭(とう)受け」など年間10回ほどの神事を1年間の輪番で続けてきた。だが近年の農業離れなどで脱退が続出。
歌って踊って赤米手植え 南種子・宝満神社で御田植祭
この日植えた赤米は9月頃に収穫する。 初参加だった新4年生の山下桃義君は「収穫が楽しみ。おいしいお米が食べたい」と笑顔。保存会の宮里照夫会長(74)は「子どもたちが毎年4月3日にこの行事を思い出したり、継承したりしてくれることを願っている」と語った。
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