• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像
浦島説話の主人公である「浦島の子」の、御伽草子以降の呼び方。また、その伝説丹後国の漁師浦島は、ある日助けた亀の誘いで海中の竜宮に行き、乙姫歓待を受ける。土産に玉手箱をもらって村に戻ると、地上ではすでに300年が過ぎていたので、厳禁されていた玉手箱を開けてしまうと、白い煙とともにたちまち老翁となってしまう。
御伽草子。1巻。作者未詳。室町時代の成立か。浦島説話を題材にしたもの。浦島が老翁となったあと鶴と化し、乙姫が化した亀と夫婦の明神になる。
[補説]説話から、長期間その場を離れていたために、事情がよくわからずに戸惑う人のたとえとして用いられることがある。また、広く世間時代に取り残されたような状態心境を表す語としても用いられる。
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

gooIDでログインするとブックマーク機能がご利用いただけます。保存しておきたい言葉を200件まで登録できます。