《「まにま」の音変化》多く連体修飾語を受けて形式名詞的に用いられる。
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1 その状態に変化のないこと。それと同じ状態。「昔の—」「現状の—」「立った—の姿勢」
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2 (多く「ままになる」の形で用いる)思い通りの状態。自由。「意の—になる」「こう物価高だと買物も—にならない」
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3 成り行きにまかせること。古くは「…ともままよ」「…とままよ」などの形で用いられることが多い。「成すが—」
「ナンデアロウトモ—ヨ」〈天草本伊曽保・狼と羊の譬〉
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4 (ふつう文字のかたわらに「ママ」と書く)論文・写本・校正などで、引用した原文・底本のとおりであることを示す語。→い(意)のまま →ままならぬ →ままに →ままよ