[接助]動詞・動詞型活用語の終止形に付く。ある
動作・
作用が行われると
同時に、他の
動作・
作用が行われる意を表す。…とすぐに。…すると。「わたしの顔を見る—逃げ出した」
[副助]名詞、名詞に準じる語に付く。「やもしれない」などの形で、軽い
疑問の意を表す。…か。「
午後から雨が降る—もしれない」
[並助]名詞、名詞に準じる語に付く。
事物を
並列・
列挙する意を表す。「赤—黒—青が混ざり合っている」「海—山などに行く」「甘いの—辛いのがある」
[補説]は「ドアが開くやいなや、ホームに飛び降りた」のように「やいなや」の形で慣用的に用いられることが多い。
1の
場合、
文末の活用語は連体形で結ばれる。「ぼろぼろ(=虚無僧)といふもの、昔はなかりけるにや」のように結びの言葉が省略されることもある。また、
2を終助詞とする説もある。