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辞書
《もと楊柳の材を用いたところから》
1 歯の間にはさまったものを取り除いたり、食物を刺したりするのに用いる、先をとがらせた細く短い木の棒。つま楊枝。小楊枝。
2 歯のあかをとり、きれいにするための道具。楊柳の材の先端をたたいて総 (ふさ) 状にしたもの。ふさ楊枝。
3 楊 (やなぎ) の枝。昔、病気の治癒 (ちゆ) を願ったり、人に害を与えたりするための呪 (まじな) いに用いた。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
楊枝で重箱の隅をほじくる
「重箱の隅を楊枝でほじくる」に同じ。楊枝で重箱の隅をつつく。
楊枝に目鼻を付けたよう
非常にやせた人を形容する言葉。
楊枝を一本削った事も無し
細工仕事に不慣れであることのたとえ。また、不器用なことのたとえ。
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出典:青空文庫
・・・お蓮は房楊枝を啣えながら、顔を洗いに縁側へ行った。縁側にはもうい・・・ 芥川竜之介「奇怪な再会」
・・・こう云う調子で、啣え楊枝のまま与兵衛を出ると、麦藁帽子に梅雨晴の・・・ 芥川竜之介「妖婆」
・・・内職の、楊枝を辻占で巻いていた古女房が、怯えた顔で――「話に聞い・・・ 泉鏡花「開扉一妖帖」
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楊枝を違える
楊枝入れ
楊枝魚
楊枝店
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